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なぜSDGsの取り組みを発展させるのか?

頭でっかちじゃあ、動きにくいでしょ。

有限会社タキコウ縫製
代表 滝川 進 TAKIGAWA SUSUMU

「自然を大切にしてほしい」「ものを大切にしてほしい」私たちが子どもたちにできることは、単にそれを“教える”ことじゃない。子どもたちに、体験してもらうことだ。

自分が体験したことなら、自分の言葉で話すことができる。そうしたら、学校の友達にも自信持って伝えることができる。その繰り返しが、将来大いに役に立つはずだ。

だから、まずへたったビーズの回収に取り組んだ。目的は回収するだけでなく、回収したビーズが新品に変わり、再度クッションが使えるようになるという弊社独自のサイクルを、子どもたちに体験してもらうこと。へたったから捨てる、ではなく、へたったから始まるストーリーを伝えること。

次に、アップサイクルに取り組んだ。へたったビーズから新しい商品の開発に成功。でもそれだけでは意味がない。私たちはいま、地域の子どもたちと海に行って、サーフィンを教えた後にプラスチックごみを回収し、そのごみからサーフボードを作っている。さらにワークショップを定期的に開催し、布の端材や使用済みのビーズからオリジナル商品を作ってもらうサスティナブルトイも体験してもらっている。全ては、身体的接地を元にした体験が大切だと思ったからだ。

プラスチックのない海へ「SDGsこどもチャレンジ」の詳細はこちら