なぜビーズクッション事業を発展させるのか?
商品力には自信があった。みんな知らないだけだ。
1990年代に「ベルメゾン」で有名な千趣会のOEMで「ビーズソファ」というものを作った。これが弊社のビーズクッション事業の始まりでもある。それまでは、日本にはビーズソファというものがなかった。だからこそ私たちが作れば、その分野の先駆けになれると思ったんだ。
早速自社ブランドとしてECサイトを新設。しかし、期待していた売上には結びつかなかった。その後に楽天から誘いがあり、「楽天市場」に出品することに。それでも売れなかった。商品力には絶対的な自信がある。でも売れない。それはなぜか。
まだ事業を継いでいなかった私は、ある日先代に相談する。「楽天市場の広告費を上げて、アクセス数を増やしたい」と。商品やブランドの露出が低いことが、売れない原因だと思ったから。そうしたら、広告費をゆうに超える売上を叩き出した。やっぱりみんな知らないだけだったんだ。それから「巣篭もり需要」「着るビーズクッション」によって、爆発的人気につながっていった。
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